【ゆるい書評③】家入一真氏の本を読んでみた
どうもクロヒョウです。
最近は体調が思わしくないような感じですが、自分のペースで生活しています。
台風の連続も過ぎ去り関東圏や東北圏の方々は大変な思いをされていると思いますし、一刻も早く日常に戻れる時が来ることを祈っております。
今回はゆるい書評第3弾ということで活動家の家入一真さんの紹介と2冊の本の3部構成で綴っていく。
【家入一真氏について】
家入氏は福岡生まれの活動家。いじめがきっかけで高校を中退後ひきこもりとなってしまう。就職後も人間関係に悩み「誰にも会わずに仕事がしたい」と起業を決意。
現在のGMOペパボの前身となるpaperboy&coを創業。2008年には史上最年少でJASDAQ市場へ上場。退任後は「CAMPFIRE」「BASE」などのウェブサービスを立ち上げ、取締役に就任。
渋谷「ON THE CORNER」などのカフェ運営も行っている。
悩める若者の立場に立ち、現代の駆け込み寺「リバ邸」などを積極的に展開。
2014年には東京都知事選へ出馬し主要候補に次ぐ88936票を得ている。
詳しくはこちら
家入一真氏 HP: https://ieiri.net Twitter:@hdkr
CAMPFIRE HP: https://camp-fire.jp
BASE HP: https://thebase.in
リバ邸 HP : https://liverty-house.com
【お金が教えてくれること-マイクロ起業で自由に生きる】
まずは1冊目。この本は家入氏のお金に関する体験を基に「お金から自由になる事」について書かれている。
両親は共働きだってようであるが、家入氏が登校拒否をしている高校時代に慢性的な寝不足で働いていた父が半身不随の事故を起こし、さらには借金が発覚。離婚。自己破産。となりお金、日常が奪われてしまう。
上記のJASDAQ上場して退任した際に株を売却し10数億円を手にした家入氏だがそれを2年で使い切ってしまった。笑・・・え?金持ってお金を使う方が難しいって聞いた事あるけど、、、毎月2000万円を飲み代に使っていたらしい。。。
だがこれも「お金持ち」として認めてくれるという欲求が強かったようだ。
お金の付き合い方の章では、お金に思考を奪われず、お金に変わる価値を持つことの必要性が書かれており、給料に依存しない働き方の章では雇われるリスクも考える必要があるということ。そしてお金の稼ぎ方やビジネスの展開、マイクロ起業について、失敗を恐れない姿勢について書かれており、お金に関するマインドや働き方に関するマインドに新しいエッセンスを加えてくれる本となっている。
【なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのかということ】
続いて2冊目。シンプルにタイトルが長い。笑
この本は家入氏が取締役に就任しているクラウドファンディングの最大手『CAMPFIRE』についての物語が描かれており、「あ、こんな生き方もあるんだ」「自由にいきられるんだ」「自分も声をあげたい」と新しい世界に飛び込む指南書となっている。
家入氏の考える幸せとは「自分のやりたいことが出来ること」であり,いい社会とは「各自が自分の幸せを追求できる社会」であることだと考えており、それをCAMPFIREで実現できると信じているのだと思う。
読書をしていて印象的なことが書いてあったのでよかったら参考にしてください。
家入氏の行う事業をある人はこう言っていたそうだ、「家入さんは言い訳をなくしたいんだな」という指摘があったそう。
CAMPFIREでお金がないからできないという言い訳をなくす。
BASEで自分のお店を持てないという言い訳をなくす。
リバ邸で居場所がないから生きられないという言い訳をなくす。
行動を起こす時に言い訳になるような障壁がないなめらかな状態を作り、そんな自由な社会をどう滑走していくのかは本人の生き方にかかっている。
おそらく家入氏は様々な障害を取り外し、様々な人に対して大きな、そして色々なスケートリンクを提供しているのかなと感じた。
【感想】
家入氏は現代版吉田松陰だと思う。活動家というより革命家。
僕も最近外に出るのが怖いし、人に会うのが怖い時もある。
そんな一人ぼっちに勇気を与えてくれる本だと思う。
機会があれば手に取って読んでみてください🐆