【ゆるい書評①】「元日本一のニート」のpha氏の本を読んでみた。
突然だが、「元日本一のニート」と言われている『pha』さんに惚れてしまった。
【phaさんとは?】
京都大学を24歳卒業し、25歳〜会社員として勤務するも「できるだけ働きたくない」との思いから社内ニートになる。28歳の時にインターネットとプログラミングに出会い会社を退職。その後本人は「毎日ふらふらしながら暮らしている」との事である。
しかしながら、ギークハウスプロジェクトという全国各地にあるシェアハウスの発起人であったり、ブログや書籍を執筆しながら生計を立てている「元日本一のニート」である。ちなみに今はギークハウスではなく一人暮らしをしているみたい。
詳細は下記の本人のブログやツイッターでどうぞ。
ブログはこちら:http://pha.hateblo.jp
ツイッターはこちら:@pha
【phaさん本ベスト3】
個人ランキングなので悪しからず。
第1位 「しない事リスト」(大和書房)
うつ病で休職中なのか、この本が1番良かった。
休職してからも、何でもかんでも「〜しなくてはならない」という考えになっていて、脳がパンクしそうになっていたが、初っ端から「しなくてはいけない事の99%は本当はしなくてもいい事だ」「自分のしたい事だけしよう」と勇気をくれる。そもそも情報量が多すぎるからみんな「〜しなくてはならない」思考になるのであって、それがどうしてかというと「その方が儲かるからだ」と納得のいく説明をしてくれている。
とにかくこの本を読んで気持ちが軽くなった。
第2位 「ニートの歩き方」お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法(技術評論社)
phaさんの処女作であり、教科書。
phaさんの生い立ちや価値観についてはこの本にぎっしり詰まっている。
「人間生まれた時と死ぬときはニートだ」っていう記載が面白かった笑
当たり前の様に会社員になった自分にとっては衝撃を受ける事がたくさん書いてある。
第3位 人生にゆとりを生み出す「知の整理術」(大和書房)
この本を読めばphaさんのインプット法、アウトプット法がわかる。
自身が上手くいった理由を「人より我慢強さがないからこそしんどい事を避けて上手くやりかたを知っていた」からだという。『知識は人生を変える』と謳っておりかなり勉強になる。
成功している、上手く行く人というのはなぜ「〜が出来る、出来ない」をしっかりと自分で理解できているからだろう。
【総括】
とにかくこんなゆるい人がいるんだという印象で、京大卒とのギャップが凄まじい。笑
もちろんphaさんは地頭があるからこそ出来ていることも考えられるし、
ニートになる勇気は持てないけど、phaさんの本を読んで凄く気持ちが楽になった。
と同時に自分は頑張る事自体に頑張っていたんだと気づかせてくれた。
自分の事で精一杯になっていたり、心に余裕がないときにオススメの3冊ぜひ手にとってみて欲しい。
他にも本出しているみたいなので読んでみよ。
将来は「クロヒョウの伝説ベストテン」が語れる様にのんびりとコツコツとやりたい事をやって行こう。