【ゆるい書評】 『今日もていねいに』を読んでみた。
どうもクロヒョウです。
今回のゆるい書評は「暮らしの手帖」前編集長の松浦弥太郎さんの著書「今日もていねいに」です。
成長よりも新しい発見にフォーカスしている本で張り詰めていた気持ちがほっとするような本です。
【第1章 すこやかな朝ごはん〜自分を整え、暮らしの基本を作りましょう】
「自分プロジェクト」をやってみる。誰かに言われるでもやらねばならぬものでもない。「これができたら素敵だろうな。面白いだろうな」と思おうものを失敗を気にせずに挑戦してみる。ex.コーヒーを美味しくいれる。等。
自分プロジェクトは優先順位や効率を度外視して自分のリズムで。なんでも一気に上手くいくことなんてないのだからその過程を楽しむ。
大変な時こそ小さな工夫をしてみよう。他の道や方法を考えることは新しい自分を発見する近道でもある。
【第2章 とびきりのランチ〜人や社会とのつきあいに、秩序と喜びを加えましょう〜】
与えられるのを待つよりも自分は人に何を与えることができるのか。豊かさとは、物などではなくそこに隠された物語である。
人との関係性を作るのではなく育てる。友情でも恋愛でも同じこと。
【第3章しなやかな人生のアロマ〜生きていく知恵と楽しみを知りましょう〜】
わからないことをわからないという。これは人生最良の知恵ではないだろうか?
学ぶチャンスが得られる。わからないまま放っておかないようにする。
読書は旅。読書の楽しみは読んでいる時間そのものである。知識を得るために本を読むのは勉強だと思うしもっと自由に本を読んでいいいのではないだろうか?
本物に触れることは本質を見極めるトレーニングになる。実物を見るという意識は大切にするべきだ。増やしたら減らす。趣味やお金の使い方を考える。
【穏やかな晩御飯~いくつもの今日という日を、ていねいに重ねましょう~】
孤独を恐れない。それなりを捨て、めんどくさがらない。面倒くささという大変なものを乗り越える毎日の積み重ねには上等なご褒美が待っている。
心がふさぎ込んだ時は自分で自分に正々堂々と休暇を与えよう。最後に助けてくれるのは自分自身。自分が抱えている闇そのものと向き合えば乗り越えられる。乗り越えた後は強くなっている。
【まとめ】
再読ですが、「自分プロジェクト」すっかり忘れていました。「おいしいコーヒーを淹れる」を自分プロジェクトでしていこうかなと思いだしたらなんだか楽しくなってきました。
「どうして?」を自分自身で丁寧に探し出せば無限の発見が出来る。そんな「いつも新しくありたい」という松浦氏の日常の中の新たな発見が読み進めるごとに読み手を刺激していくと思います。一日一日を丁寧に。さぁそんな新しい発見をあなたにも。